自分、オタクじゃないです

オタクだなんておこがましい。自分はファンくらいなもんです。

ボーイズ・オン・ザ・ラン

 

この時期になると無駄に気分が高揚してしまう


職場でテレビが流れていて、たまたまKABが付けっ放しなので県の予選が嫌でも耳に入ってくる


1つもミスが許されないってのに気を紛らせてくるもんだから困ったもんだ


そしてこの時期に思い出されるのは「ボーイズ・オン・ザ・ラン」という曲

 

いつかの熊本県予選でのエンディングに流れていたが、テロップで曲名は流れず、当時は調べるすべも無かったのでその曲を聞くために毎日県予選を見ていた記憶


なんの曲か分からないけどメロディーと歌詞はずっと頭の中にあって鼻唄で歌っていた一昨年の夏、ついに友人から「それボーイズ・オン・ザ・ランじゃね?」と言われておそらく10年ぶりくらいにその曲と再会できた


調べてみればコブクロが同曲をカバーしてたのでちゃんとしたファンだったらもうちょい早く再会できてたはずなのに


自分のにわかコブクロファンが浮き彫りになってしまった


それはそうとしてこの曲が好きすぎる


出会った当時は1番だけしか流れていなかったので、純粋な野球の歌だと思っていた


けれども聞けば分かるようにこの曲はそんな青春時代を過去にすごしたりすごしていなかったりするおっちゃん達の歌だ

 

そこまで共感しているわけでもなく、まだ自分には早い曲な気もするけれど、それでもこの曲を聞くたびに毎回感動させられる

 

純粋な野球の歌ではなかったけど純粋な歌だからなんだろうなあ

 

最近は休日に野球があると言われても用事もないのに断っていて「ああ、自分はそんなに野球が好きじゃなかったのかあ」とちょっとショックを受けてたりするけれど

 

やっぱりどこかでホームランを狙いたくてなぜか無意味に素振りをしてたりする

 

だから最後の「俺」がまさにそう感じさせるものであって勇気づけられる

 

そんな夏の始まりを感じて色々思い出した1日